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Ⅰ.

酒井 徳男 水曜荘の書籍 ×「雪小町」大吟醸 袋吊り

酒井 徳男 水曜荘の書籍

本に傾倒する水曜荘主人の本への情熱が、細緻で丁寧な作業によって注がれたマニファクチュアな書籍。

「雪小町」大吟醸 袋吊り

明治4年、地元向けの御神酒酒屋として創業。地元産の酒米を自社田と契約農家で栽培し、6人ほどの蔵人で地元の風土と特徴を活かした酒造りに情熱を注ぐ小さな蔵。

しっかりと丁寧に醸し出された旨味・甘味が優しく包み込まれた柔らかなお酒。

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製造過程における丁寧さと規模の小ささ。

マニファクチュアな書籍と、小さな小さな蔵で醸された地酒。

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Ⅱ.

埴谷 雄高「闇の中の黒い馬」 ×「ふた穂」特別純米酒 2011年醸造ビンテージ

埴谷 雄高「闇の中の黒い馬」

重度の不眠症に苛まれる著者のとりとめのない夢現の世界。

昼と夜、夢と現実、平面的な時間軸の上でそれらはつながり境目を失う。

「ふた穂」特別純米酒 2011年醸造ビンテージ

熟成の概念があまり一般的では無い日本酒の世界で、新しい日本酒の楽しみ方としてビンテージ化した純米酒。

地下低温貯蔵でゆっくりと熟成させることにより、これまでの古酒とも異なるまろやかな余韻を産み出している。

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日本酒の味わいを損なわずビンテージ化。時間軸への試み。

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Ⅲ.

Le Petit Parisien 蔵書票 ×「花越路 かろかろ」特別吟醸

Le Petit Parisien 蔵書票

「花越路 かろかろ」特別吟醸

「村祐」誕生以前から醸されている蔵の原点のようなお酒「花越路」銘柄の純米吟醸。

通常の日本酒より2~3度低く醸造された優しいお酒だが、甘味を中心に旨味・酸味・苦味がコンパクトにまとまり、バランスが秀逸。イチゴの花のような可愛らしさ。

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どことなく、懐かしくて、小さくて、繊細なイメージから。

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