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Ⅰ.

「境87」×「奈良萬」純米吟醸 中垂れ 無濾過生原酒

洋梨のように上品でスウィーティーのようにフレッシュな甘さがジューシーに弾ける生酒。

「中垂れ」とは搾りの時の真ん中の部分のこと。味や香りのバランスに優れる。

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甘味 酸味 旨味 苦味 あらゆる要素が潮流のように迸る

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内から外へ
あるいは
外から内へ
流れ込むように
あるいは
放出するように
迸る

「境101-SANKA」×「吉乃川 みなも」大吟醸

酒造りの最高責任者「杜氏」が、味や香りの異なる日本酒をブレンドし、自らが思い描く味を生み出した一本。
旨味と甘味が一瞬はっと流れ込んだあと、ふっとほどけるように透明になる。
一瞬のインパクト、感受。あとは、身体を構成する水に同化する。

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ゆらぎやざわめきが深層から芽吹くように興る、[変化]が生み出す動きから導出された日本酒のイメージ

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はらりと散る
あるいはいつか
どこかの地中からすべらかに芽吹く

Ⅲ.

「境S-42」×「桑乃都」特撰吟醸

シルキーな舌触りでさらさらとした辛口。ライトボディで比較的飲みやすいが、奥にはしっかりとした米の旨味や淡い甘味が折り重なる。

蔵を代表する銘柄は、織物の都・八王子の愛称「桑乃都」。八王子は古くから養蚕や織物の産地として知られ、蚕のエサとなる桑畑が広がっていた。

八王子城を築城した北条氏照も、「蚕かう桑の都の青あらし 市のかりやに騒ぐもろ人」と歌を残している。

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折り重なる 土地の記憶 蔵の歴史

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幾重にも織られる 流れる
地層のように 時間のように

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